Robert Fripp
(G、 Mellotron)
John Wetton (B、Vo)
Bill Bruford
(Ds、Perc)
<Guest>
David Cross
(Vn)
Mel Collins (Soprano
Sax)
Ian McDonald (Alto
Sax)
Robin Miller (Oboe)
Marc Charig (Cornet)
74年10月発表。74年9月28日に解散宣言をした後発表されたアルバムであり、70年代クリムゾンの最終作。実は僕のクリムゾン初体験の作品である。ハードロック好きはこの作品が入りやすいと言われていたので買った。@〜Bまでメタルサイドと呼ばれているようにインスト@「Red」からヘビーだ。B「One More Red Nightmare」の強烈なリフといい今日のヘビーナンバーの原石となっている。3人の創造力のぶつかり合いが並々ならぬテンションを醸し出しているD「Starless」ほどバンドの最後を飾るに相応しいナンバーは無い。抒情的でありながら破壊的であり終演を迎えたときの脱力感は何にも変え難いものがある。「21st
Century Schizoid Man (Including Mirrors)」で始まりを告げたクリムゾンがこの曲で終焉を迎えたのは見事としか言いようが無い。前作で脱退したヴァイオリンのデヴィッド・クロス、ソプラノサックスで初期メンバーのメル・コリンズ、アルトサックスでオリジナルメンバーのイアン・マクドナルド、オーボエのロビン・ミラー、コルネットのマーク・チャリングも以前のアルバムで参加していたメンバーで新旧入乱れてのクリムゾン最終到達点。
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